Ver.2.00


長崎ちゃんぽん&MD11(02/2/13〜14)



2/13(1日目)

今日も早朝の羽田空港にいる。
出発ロビーの備えつけTVには、スピードスケートの五輪中継が映し出されているが、筆者は暗いスポット上に止まっているジャンボを凝視し、『変な顔…』等と、思ったりしている。AM6:30発の福岡行き747-400の出発ロビーは閑散としていて、後方のTVから発せられるアナウンサーの声が空しく響いている(少しシリアスモード?)。にしても、この人気の無さは…、いくら早朝とは言え、500人乗りのジャンボに、簡単に数えられる人数の乗客とは…。電車の関係とかで、出発直前にドッと乗客が押し寄せるのか?と、思いつつ機内へ乗り込む。
事前予約で指定された席は、後方窓側の49J、いつもの様にオーバーヘッド・ストレッジにバックとコートを押し込み、席に座っていると、間もなく、スッチーさんが蓋を閉め始めた…。って、客が乗ってないじゃん…。予感は的中し、筆者の座った後方席には、4人の乗客と4人の担当客室乗務員さん…状態で、ジャンボはプッシュバックを始めてしまった。コレなら737でも乗り切れそうな数…。A滑走路を南にスピードを上げると、軽い(?)機体は、すぐに頭を持ち上げる。ベルトサインが消えると、早速、飲み物の注文を取りに来るけど、担当すべき客が二人しかいないので早いッ。コーヒーを飲み終え、空カップを渡そうとすると、『おかわり如何ですか…』と、言われてしまった。正直、このシチュエーション、目線に困る…。筆者に度胸があれば(笑)、スッチーさんとゆっくりお話しもできたかも知れないが…。
生憎、外も低層の雲が地上の様子を覆い隠していて、機内紙(日刊スポーツ)を眺めるばかり。雲の切れ間から、岡山か広島付近の平地に雪が残っているのを見て、これから向かう福岡・長崎の天気が少し気になる。乗務員さんが余程暇だったのか、日空がスポンサーになっている、五輪のステッカーとハガキを頂戴し、10,000m超の世界から降下が始まると、玄海灘に出て、雲をつき抜ける際に結構な揺れ…。その後、福岡空港の北側から無事着陸。滑走路の端を折り返した後、一番遠いスポットへ入る。エンジンの音がしなくなると、乗客が少なく、前方のドアだけしか開けてもらえなくても、降機はスムーズ。ちなみに、出発カウンターを横切った際に、出発便の表示を見たら満席になっていたので、東京からの乗客はフェリーのついで…、みたいなトコロだったのだろう。
今回は、この後長崎に直行するので、市内の渋滞を嫌って、空港そばのレンタカーではなく、市の中心より西側の西新まで地下鉄で行き、ニッポンレンタカーでロゴを借りる予定。\290.-で6〜7駅、市営地下鉄に乗り、地上に出ると雨…。天気予報が外れた(日ごろの行い?)…。折り畳みの傘を出して、レンタカー屋を探すが、看板が見当たらない。仕方なく交番で場所を尋ねて、店に向かうとちょうど先客が手続きを終えて、クルマを借り出すところだった。カウンターのお姉さんに名前を告げると『メンバーカードはお持ちですか?』と聞かれる。ホームページで、極小車しか借りない筆者にはメリットが無いことは確認していたので、当然作る気ナシ。代わりに(?) 『マイルを加算して下さい』と頼むと、受け付け嬢は“キョトン”としている。『航空会社のマイレッジ・カード使えますよね?』と、再度質問すると『全日空』のカードでしたら…、と、よりによって、持参していないANAカードとは。
さっさと料金の支払い&外装のキズをチェックして、国道202号を西に走り出す。んんっ…、クルマに乗り込んだ時、FMらしきモノが鳴っていたのだが、よく見るとラジオ&カセットでCDがかからない…(前回、24枚持って来て、多すぎた経験から、\100ショップで10枚用のケースをわざわざ買ってきたというのに…涙)。
道は市内の信号渋滞を抜けて、海岸沿いを走る。雨で多少路面は滑るが、昔シビックに乗っていたので、ATだということ以外違和感はない。焼き物で有名な伊万里市の道の駅で休憩。2年前に自分のクルマで来た際、ココで車内泊をしていたら、明け方AM4:00に職務質問を受けた経験アリ…。当時は夜でわからなかったのだが、焼き物の実演・体験コーナー等があり、観光名所化でも目論んでるのかと、勘繰りたくなるが、今日は平日で利用者は皆無。再び202号を走り出し、国道35号から国道206号へ経路をとると、左に大村湾が現れる。時間はAM12:00をまわって、かなり空腹感に襲われているが、今回の旅の最大目的?『2年前に食したちゃんぽんを食べる』為に、一向、琴海町の中華屋さんを目指す。そこまでそのちゃんぽんにこだわるワケは…、単純に旨かったから!!。魚介類のだしが、関東の店では見いだすことができないくらい濃厚(ちなみに、店名は不明…、大体の場所しか覚えていない(笑))。国道の左右に現れる、ちゃんぽんの文字を無視して進むと、ぼんやりと記憶に残っている風景とともに、あってくれました。店の前にはタクシーなども止まっていて、自分の味覚に、少し自信が付いたりしながら店内へ…(ムムッ、大事な店の名前を又々失念してしまっている)。ドアを開けると、見覚えのある大柄なオバサン…。窓際のテーブルに腰かけ、念願のちゃんぽんを注文した後、湯呑みに烏龍茶が注がれ、急須もそのままテーブルに残される(コレもおいしい)。しばらく、窓の外を眺めて待っていると、強烈なにおい(けして“香り”等とは言っていられないモノ)と共に、山盛りのキャベツとモヤシしか見えないお皿。麺はどこに隠れているのかと、山を崩しながら食べはじめると、思った通り!! うまっ! 。   意外だったのは、タコが入っていないこと(魚介類はイカだけ?)。都内の何店かでちゃんぽんを食べると、貝や小さい牡蛎等入っているのに、こんなに旨味が出てない…、ココではその他色々入っているから、いいダシが出ていたと思いこんでいたのだが…。ん〜ン、謎。
\600.-のちゃんぽんに満足して、Hard-Off長崎時津店に向かう。2年前に来た時は、お姉さんの店員がいたが、今も働いているのか?。クルマを10台前後の駐車場に止めて、店内へ。男性店員の「いらっしゃいませ」の声しか聞こえない…。さて、並んでいた商品だが、LD、PCパーツとも見るべき物ナシ、ジャンクも含めて物不足。とりあえず撤退。
再び長崎市内、長崎浜町店に向かう。このあたりも一度だけ、しかも逆方面からしか走ったことがないので、道に迷う…。ウザい路面電車の軌道を避けながら、何となく進んで行くと、駐車場の案内板に“浜町”の文字が…(ラッキー)。でも、左折のタイミングを逃して行き過ぎてしまう。左折二回で、反対方向へ戻ると、ヲヲ!!見たことある風景、店の前が一方通行で、路駐できそうもないので、当初目標にしていた、浜町駐車場へクルマを入れる。商店街の裏の道をHard-Offへ向かって、5分くらい歩き店内へ。狭い店内では、再奥にジャンクコーナーがあり、棚一杯にガラクタが詰め込まれている印象。有料駐車場の料金も気になる中、ざっと一通り、眺めたのだが、たいしたモノは発見できず…、しかも10数分で終わってしまった。再度、飛行機での帰りに不便しない物(DVD&PCパーツ)を確認して店外に。
来た道と並行するアーケードに、コーヒー屋さんを見つけてラテをテイクアウトで購入、駐車場に戻る。駐車時間30分以内、料金180.ー也。立体からすぐにクルマが出て来たので、とりあえず方向を確認せずに走り出すと、道がやたら狭くなり、勾配も増す…。太陽の方向から90度?以上の方向違いは無いと思いつつも、地図で確認すると、目的の国道34号とは明後日の方向…。山を一つ越えて、海へ出てしまった。先を急いでいないので、そういうのも“あり”かなと思いつつ、つづら折りの道を進むと、崖のあちこちに、やたらキラキラ光る大きな物…。なにかと思ったら、なっているミカンにアルミのような袋が被せられているらしい(当然中は見えない)。コスト高!!(笑)。輸入オレンジに敵わんはずだッ。
少し遠まわりしてしまったが、国道34号に出て、佐賀方面へ。経路は国道207という選択肢もあるのだが、この道は2年前に数回往復しているので大村経由(長崎空港のそばを通りたい?)。多少渋滞していたところもあったが、PM4:00時前に、武雄で国道35号線。後で気づいたのだが、オカノの持って行ったツーリング・マップが古くて、途中が工事中となっていた国道444号が開通していて、鹿島経由というのも可能だったらしい…。道は途中から片側2車線になり、佐賀市で国道263号。山道にさしかかったところで、ステップワゴンに張り付かれたので、止めりゃいいのに、加速。直線は取り締まりにビビって(笑)+20Kmαだが、コーナーで実力の違いを見せつけてやる(RV相手に…)。気づいたのは、ヴィッツと違って登りでも加速すること(さすがホンダ)。途中、有料トンネルの料金所で抜かれてしまったが、そこはお返しとばかりケツを突く。PM6:00を過ぎて、時間がありそうなので、1か月前に立ち寄ったばかりの福岡原店。開店直後で、体育会系あいさつの店員さんが見物だったが、少しトーンダウン(それでも普通レベル)。特に戦利品もなく、レンタカーを返却する為に西新方面。面倒なのがガソリンを満タンにした上、満タンに給油した証明を、スタンドでもらって来いとな。正直、後悔したのは、借り出した後、真っ先にシェルのスタンドを探しておけばよかったということ…。どこか有るだろうと走ると、レンタカー屋の前を通過してしまった(トホホ)。あわてて左折(犯罪心理学では、逃亡者の傾向として、左・左に進む傾向があるらしいけど…関係ないか)。すぐに貝殻マークを発見するも、な、なんとセルフ…。自分のクルマだったら大喜びするところなのに、どうやって満タン証明もらう?(涙)。仕方なく、かなり走ってから、左折2回して 朝方、見かけたような…記憶に頼ると、91円の表示とともに、黄&オレンジの看板が見つかった(ちなみに当月は6円バック)。満タン証明も快く引き受けてくれたので一安心。
ニッポンレンタカーに着くと、全く車体チェックをしないで、返却完了?? 徒歩でHard-Offへ向かう。

2002/2/13(火)晴 186店目 福岡西新店


時間が19:00を過ぎたので、かる〜く食べておきたいところ。博多といえば…ラーメン。ちょうど駅へ戻る途中に一軒発見する、が、チェーン店風か?。とにかく店内へ入り、食券の自販機を見てビックリ。ラーメン\290 !!!  コレは期待できない。替え玉券も買う気が起こらず、カウンターに腰かけ、しばし待つ。ちなみに他の客は高校生みたいなガキばっかり…。出て来たラーメンは、具が最小限の(メンマものってない)代物。麺は当然細麺だが、スープは??。本場特有の妙な臭みは感じられるが、いやな脂っこさだけが残る。あまり食が進まず、麺だけ食べて店を出た。失敗…、缶コーヒーで口直し。
西新駅から地下鉄で祇園駅へ移動。地上に出ると、商用地か歓楽街か住宅街か、どれも中途半端な雰囲気?(都内で言えば錦糸町)。毎度、安ホテルを検索するので、駅から少し歩いたが、そこそこの建物。フロントで税込み\5,000.-を支払う(この日は余程部屋が空いていたのか、直前に予約サイトを見直すと\4,500.-(税抜き)にディスカウントしてやがった。再予約はしなかったけど…)。指定された4Fへ上がると、エレベーターホールから、一度外に出るような、マンションみたいな構造。部屋は可もなく…。翌朝が早いのでPM12:00前に寝る。





2/14(2日目)

携帯のアラームでAM6:00に起きる。身仕度を10分で済ませ、フロントに鍵を返す。九州の朝は、西に来ただけあって、真っ暗。祇園駅から福岡空港に向かう。さて、なぜこんなに早い便で東京に帰るか?、と言うか、昨日のうちに帰ることもできたのに、わざわざホテルに泊まったかというと…、MD−11に乗る為(、以上)。ついでに、羽田行きではなく、成田行き。
AM6:45に閑散とした空港を出発ロビーへ歩く。チケット・レスで発券の後、荷物チェック。時間が早いせいか、ラインが1本しか空いていなくて、長い行列…。並んで待つのもアホらしいので、近くのベンチに座っていたら、AM7:00ぐらいになって、5〜6本、全部の荷物チェックが始まる。
何の問題もなく金属探知機をくぐり、出発ゲートへ。この時が、この行程中一番ハラハラした瞬間。なにせ、最大目的のMD-11の運行が週1便しかなく、本来の海外便の運行次第では、機材変更になる可能性が非常に高かった…、が…、背中(お尻?)に第2エンジンを乗せて、止まってました(喜)。暗いスポットで、ジャンボなんかよりも、凛々しいお顔で…。さすが、国際線の乗り継ぎ客が多いせいか、人も多いが、荷物も多い。昨日と違い、かなりザワついた中で、搭乗ゲートを通り機内へ。前のドアから入り、ファースト、ビジネスと通ると、やっぱり落ち着いた雰囲気。こういう席を利用するのはいつのことか(ホームページでの、この便の予約状況を見ると、スーパーシートの発売は無くモノクラス…。前方席を予約すべきだったかも?)。
定番、後方窓側(49A)の席に着くと、ウイングレットにはエトピリカ。記憶が正しければ1号機だったような…、だとすると、日空で一番最初に売却される可能性が高い?(1号機 JA8580 エトピリカ(帰宅後確認))。機内は70%の搭乗率、10分程、遅れた客を待ってプッシュ・バック。DC-10もそうだったが、加速は強烈。南方面へ飛び立った機体は、上昇しながら左に旋回。よほど気流が安定しているのか、水平飛行に移る前に、ベルト・ランプが消える。一旦海上へ出て、四国上空…。雲もほとんどなく、松山空港や先日渡った、しまなみ海道が確認できる。数分後、瀬戸大橋が見えたあたりで、国内線では珍しい男性CAのおじさん(さっき機内案内をしていたのでチーフさん(英語がさすが…)が、「瀬戸大橋、ご覧いただけましたか?」と話しかけてきた。筆者は大きく頷いただけだったが、ドリンクサービスの後、再び、関空を過ぎた頃、先程のチーフさんが各席をまわって来たので…、

「この機体(MD11)は国際線の機体ですけど、乗務員の方は、普段国際線に乗務されているんですか?」

「?人は??(バンコク?東南アジアの都市)から昨晩福岡に着きまして、?人は?? から、深夜に着いて、睡眠時間が6時間…、失礼しました。」

と、続けざまに話されて次の席に移られてしまった(理解したこと=CAさんはたいへんだ)。
浜名湖を通過して、富士山が視界に入ってくる、スッチーさんは乗客にカメラのシャッターを頼まれたりしている。伊豆半島上で左旋回、この時、カメラを持参しなかったことを無茶苦茶後悔する…。ウイングレットのエトピリカと、上半分を雪に被われた富士山、すぐ横に並び、尚且つ順光…。ほんの数秒だったが、この貴重なベストカットをフィルムに焼きつけられない(悔しい…) 。
いつもの大島上空から房総半島を大回りする。多分、成田空港の初利用が、国際線ではなく、国内線…という人は、極めて希な存在だろう。九十九里浜を横切り、高度が下がる。畑の向こうに、撮影時に利用しているさくらの丘が見える(平日&朝なので物好きは一人もいない)。実際着陸してみると、成田は広い。しかも沖留めスポットが、ターミナルの裏手で、やたらタキシングが長い。位置関係がわからなくなった頃、エンジン音が低くなり、MD-11との短い付き合いも終わりの時が…(国際線でこの機体を利用することが果たしてあるのか?)。若干の感慨と共に、バスに乗り込むと、又々、長い移動距離。国際線ターミナルの中で、場違いな国内線客は京成の駅をそそくさと目指すのであった。




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